みぞれぶろぐ Mizole blog

    写真を撮ります。

    Category: カメラ・写真  

    RICOH 500GS フィルムコンパクトカメラ

    RICOH 500GSという名前のフィルムコンパクトカメラを入手しました。

    DVqulxfVoAA2JyF.jpg

    事の経緯
    カメラを趣味で始めたいという知り合いの相談に乗っていて、色々なデジタルカメラを中古で探していたのですが、
    なかなか予算的な問題で決まりませんでした。
    そこで色々と話しを聞いた所その人の親がもう使わなくなったフィルムカメラを所有していることが判明。
    それなら初期投資無しでいけるということで急遽フィルムカメラを始めることになりました。それに私も付き合うことに。

    (フイルムなのでランニングコストが掛かることは了承済みw)

    しかしながら私のフィルムカメラに対する知識は浅く、
    以前「もるとん氏」に撮り方等を指南していただいたのですが、機種に対する知識が少ないので調べてみました。

    2015年の記事→桜ノ宮でフィルムカメラ
    R0001706.jpg
    もるとん氏にお借りしたNikon FM2/T

    この時にお借りしたNikonの機種が大変使いやすく、また機械式シャッターを備えていることのアドバンテージを感じていました。
    しかし私はNikonのレンズは全く所持しておらず。
    SONY α7用にそろえているMINOLTA SRマウントレンズの使える機種を探していましたが・・・。

    どうもMINOLTAで手頃なカメラを見つけられずにいました。

    MINOLTA XDが今のところ(今でも)候補ではありますが、なかなか安い中古がなかったのと、
    電子式シャッターであることがネックでした。
    中の電子部品が故障したらもう直せないのです。
    更に古い機種であればフルマニュアルの機械式がMINOLTAでもあるのですが、
    シャッター方式がフォーカルプレーンシャッターではなく布幕であったりするのです。
    この布幕というのが数年おきにメンテナンスが要るようで(巻きぐせが付く)。
    何となくですが、選択肢から除外してしまいました。もしかしたらいい選択肢が他にあるかもしれませんが・・・。

    そこで目をつけたのが、フィルムのコンパクトカメラ。
    レンズ交換は出来ないのですが、レンズシャッターという方式でレンズの中にシャッターが入っています。
    このレンズシャッターが壊れにくいという訳では無いのですが、カメラとレンズがセットでそろって、
    物によっては安くてコンパクトだということに惹かれてしまいました。

    そこで調べているうちにいきついたのがRICOHの500GSというコンパクトフィルムカメラ。
    RICOH 500Gというカメラがそれ以前にあって、その見た目だけを変えたモデルのようです。
    機械式シャッターで、電子系が壊れてもフルマニュアルで絞りとシャッタースピードを設定して撮影することが可能。
    焦点距離40mmの準広角標準レンズでF値は2.8

    そしてYouTubeで詳しく説明されている動画を発見。



    フィルムのセットなど詳しく説明されています。この人すごい。

    そして中古のRICOH 500GSを安く見つけました。(しかも露出計が生きてるやつ)
    しっかりした中古カメラ店なので初期不良に対応してくれるという安心感もあり購入。
    露出計の電池にLR44が使用できるらしいです。

    当然、翌日には試し撮りを行いました。

    DVvmwE7UMAA_NjP.jpg

    レンズも古く逆行だとフレアが出てしまいますが、3群4枚のレンズでも意外と綺麗に写ります。
    iPhoneの露出計アプリで整合性を確かめてみて、概ね合っているようなのでそのままカメラの露出計を使って撮ることにしました。
    絞りオート機能も付いていて、シャッタースピードをある程度決めて上げれば絞りだけでそこそこ合わせてくれます。
    撮ってみた所ちゃんと動きました。

    DV7SWInUQAAXW8a.jpg

    レンジファインダーカメラなので撮影用レンズから入った光は見えません。
    ファインダーを覗くと上の画像の様に見えて、右下にカメラのレンズが写ります。
    中央にある四角に2重像が写り、ピントリングを回して像を重ねればそこにピントが合う仕組み。
    右に見える数値が適正露出の絞りになっていて、針が振れて示してくれます。(画像では一番下に下っている黒い針)
    左下に見えるMというのはマニュアルのことで、絞りを自分で決めている場合に表示されます。
    古いはずなのにすごいギミックが詰め込まれていて感動しました。


    試し撮りも終えたので、実際に当初の予定通りカメラを始めた知り合いと一緒に湘南・江ノ島で写真を撮ってきました。

    DV61TCzVMAIPtmP.jpg

    フィルムを現像して、プリントしたL版サイズの写真をiPhoneで撮影して軽く合わせたものなので、歪み傾きがあると思いますがご容赦願います。
    有名な踏切です。江ノ電が海沿いを走る路線で、その先が海になっています。初めて見ましたが確かに良い眺めです。

    DV60OsWU0AMGbPv.jpg

    注意 昭和ではありません。平成30年です。

    DV60OsbU0AAnUKh.jpg

    電車にあまり興味が無いので普段撮らないのですが、街中を走る電車が新鮮に感じられました。

    DV60OsYVMAAk4qN.jpg

    この日は大変風が強く、ウィンドサーフィン日和で多くのサーファーが浜に集まっていました。

    DV60OsXVMAEHvDF.jpg

    稲村ヶ崎から撮った夕日と江ノ島と富士山。


    同行した人も上手く撮れたようで、写真の見せあいをして盛り上がりました。
    フィルムカメラはもう衰退していますが、良いところがたくさんあります。
    デジタルカメラだと特に初心者は構図や露出、ピントはあまり考えずにとりあえずオートでパシパシ撮ってしまいがち。
    それだけで満足してしまって漫然とひたすらシャッターを切ることが多い気がします。

    でもフィルムだとそうはいかず、枚数制限から失敗するかもという緊張感があり、シャッターを切る前に丁寧に考えて、
    構図やタイミングなんかを見計らって集中して一枚一枚撮っていきます。
    そうした写真は後から見返してもその時の考えや状況を色濃く覚えているもので、現像して上がってきた結果を前に反省することや学ぶことも多く、また感動も大変大きいものだと気付きました。
    恐らくこれはデジタルカメラでは味わえない感覚で、密度のある経験値が得られることを実感しました。

    デジタルカメラが主流である昨今ですが、これからカメラを始めたい人、写真が上手くなりたい人にフィルムカメラは実は良い選択なのかもしれません。


    DV_Ns3sVoAArdnV.jpg

    フルマニュアルなのでシャッタースピードが数秒の撮影なんかは手動バルブ撮影になります。
    スマホの露出計アプリで時間を出して、スマホのストップウォッチで測りながらその秒数だけ露光させてとります。
    写真は絞りF16で約5秒。人は動くので一風変わった写真になりました。

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